おすすめ本 宮部みゆき著「震える岩」霊験お初捕物控

「震える岩」は先ゴールデンウィーク(2024年)にテレビ朝日系ドラマプレミアムでドラマ化されました。上白石萌音さんと京本大我さんが主役を務めて、時代劇×ミステリー×ホラーという設定(宮部みゆきならでは!)豪華キャストで話題を集めていました。

大好きな作家さんの一人である宮部みゆきさんの本なので、是非、紹介させてくださいませ。

ドラマをきっかけにファンが増えますように!

震える岩     宮部みゆき著

霊験お初捕物控

宮部みゆき「震える岩」

江戸を震撼させる連続殺人事件と、霊感を持つ少女の活躍を描いた時代劇ミステリー

江戸の深川を震撼させる連続殺人事件

時は享保年間、江戸の深川で不可解な殺人事件が立て続けに起こります。被害者は皆、首に奇妙な傷跡を残したまま、無残にも殺害されていました。町は恐怖に包まれ、犯人は「首切り魔」と恐れられるようになります。

霊感を持つ少女「お初」

そんな中、事件の解決を託されたのが、霊感を持つ少女「お初」と、与力見習の「古沢右京之介」でした。お初は、霊の言葉を聞き取ることができ、事件の真相に迫っていきます。

謎めいた「死人憑き」

捜査を進める中で、お初たちは「死人憑き」と呼ばれる奇妙な現象の存在を知ります。死人憑きとは、死んだはずの人間が生き返るという、信じがたい出来事でした。そして、その死人憑きと、連続殺人事件との間に、深い繋がりがあることが明らかになってきます。

真実を追い求めるお初と右京之介

お初と右京之介は、死人憑きの謎を解き明かし、真犯人に迫ります。しかし、彼らを待ち受けていたのは、想像を絶する恐ろしい真実だったのです。

時代劇×ミステリー×ホラー

「震える岩」は、時代劇、ミステリー、ホラーという3つの要素が巧みに融合した作品です。江戸の闇に潜む秘密、そして霊感を持つ少女の活躍は、一気読みせずにはおれません。

宮部みゆきの代表作

「震える岩」は、宮部みゆきの中でも初期の作品ですが、その後の彼女の作品にも大きな影響を与えた、代表作の一つです。巧みなストーリー展開、魅力的なキャラクター、そして時代考証の細かさなど、宮部みゆきの作家としての才能が存分に発揮された作品と言えるでしょう。

時代劇ファン、ホラーファン、ミステリーファン必読の作品

「震える岩」は、時代劇ファン、ホラーファン、ミステリーファン、すべての人にオススメできる作品です。江戸の闇に潜む秘密、そして霊感を持つ少女の活躍を、ぜひご自身の目で確かめてみてください。

天狗風     宮部みゆき著

霊験お初捕物控(二)

宮部みゆき「天狗岩」:霊感少女と奉行の推理が織りなす、江戸の闇に潜む真実

京都の町はずれにある天狗岩は、古くから妖怪の住む場所として恐れられていました。ある日、その岩の近くで、旅籠の女将が殺害される事件が発生します。事件の担当となったのは、霊感を持つ少女・お初でした。

お初は、天狗岩にまつわる怪異の噂を聞き、事件と関連があるのではないかと考えます。しかし、捜査を進めるうちに、お初は思いもよらない陰謀に巻き込まれていくことになります。

前作に引き続き、お初をはじめとする登場人物たちも魅力的で、物語に深みを与えています。


宮部みゆき先生の著作は面白いです!魅力は語りつくせません。

探偵もの、犯罪もの、時代物、ミステリー、超能力もの、ファンタジーもの、全てがジャンルに問われず、言うなれば、宮部みゆきもの、としかいえないのではないかと思います。

本シリーズは宮部みゆきを読んだことのない方、時代小説が初めての方に、強くお勧めします。間違いなし!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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