2人の息子と14歳不登校の娘、親子5人の生活あれこれです。
お金のはなし
諭吉さん、好きですか?
私は大好きです(笑)。
一時期は普通に流通しているお札の中で最も高価なものだった時期もあったかしら(勘違いかもしれません)。
我家では子供たちとお金の話を普通にします。
その前に福沢諭吉さんについて少し。
天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず
言わずもがな福沢諭吉さんの「学問のすゝめ」のことばですね。
「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」
人はみな、生まれながらに平等なんだよ、だから仲良くしようね、と私は小学生の時に学校で教えられました。
時は一億総中流時代(だから教員さんはそんな教え方が出来たのでしょうか)、
そんな中ですら、そんなの嘘だよ、諭吉さん、そうだったら良いのにね、って付けて欲しいと思っていたおいらです。
その時はその意味だと信じていたので(その辺りは子供らしいかしら)。
学校教育的には続きの方が大事だと思うのですけれどね。
(実際は容姿や、❛ じあたま ❜等、不平等だと思いますが。)
学問のすゝめ
生まれたときは平等だけれど、実際には違う、だから勉強しましょうね。
正に「学問のすゝめ」です。
自由・平等・独立といった戦前の日本にはまだ馴染みのないあれこれを説いてくれました。
近代日本において身分は生まれではなくて個人の見識である!
江戸時代生まれの諭吉さん、偉大な思想家です。
その様な世の中になっていればどんなに良かったでしょうか!?
学力だけでは…
今はどうですか?学力だけで慶應義塾(諭吉さん創立)に入れる人は少ないのでは?
と思ってしまいます。
私立大学の学費を苦労なく、捻出出来る家庭はとても少ないのではないでしょうか?
我家がするとなると、、、3人を通わせるには教育ローンを組み、私たち夫婦が定年後も働き続けるか、子供に奨学金という名の借金をさせるしかありません。それに一人暮らしの費用を付けたらもう幾ら必要となるのか、、、
それでも所謂、偏差値の高い大学を出れば何とかなるのでしょうか、、、
大学を出てスーパーマーケットの店員さんをしてる国って何なのでしょう。
何のための大学?と思ってしまう大学が多すぎます。
はなしを戻して
話が逸れすぎですね。
諭吉さんが言ってくれた世の中になっていない現状では自分たちで何とかするしかないのです。
そう、お金のはなしです。
日本では昔から子供とお金の話をしない、ご家庭が多いのではないでしょうか?
また、お金の話を聞かせたくないと思う親御さんもいるでしょう。子どもにお金の心配をさせたくない、という気持ちからでしょうか?
私なんぞも、子どもはお金の心配などしなくてよろしい!と両親に言われた記憶があります。
自分たちの人生を生きるために
ですが、老後を年金だけで暮らすことが難しくなって久しく元々のお金持ちでもない我家は子供の頃から生きていくためのお金の話をしますし、息子たちとは仮想通貨や確定拠出年金、新NISA等の話をします。
生き物らしくないけれど、、、
はい、間違っていることは分かっていますよ。
暮らしに必要な衣食住を作り、豊かな気持ちにしてくれる物を造ることよりも、お金持ちを、よりお金持ちにする商売の方がお金を稼ぐ、、、生き物らしくないですよね。
分かった上で、そういった話をします。
理不尽さも説きます。
基本はアンパンマン
特に娘が不登校になってからは、
自分だけで生きていけるようになること!それが一番の大事です。
それも出来得る限り、楽しんで生きていける為に、お金の話をして、お小遣いをやり繰りさせています。
生き物らしくない理不尽なお金の話ですけれど、基本はアンパンマンです。
🎵なにが君の しあわせ なにをして よろこぶ わからないまま おわる そんなのはいやだ!🎵
by やなせたかし先生
自分たちの人生を生きるために、お金が足枷(あしかせ)にならない様にしたいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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